周波数の豆知識
202302.16
「自然という書物は数学の言葉で書かれている」ガリレオ・ガリレイ
自然界に多くみられる数列~フィボナッチ数列
イタリアの数学者フィボナッチ(1170~1259年頃)が紹介した数列を「フィボナッチ数列」と言います。
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144…という数列
これらは、どの数もその前の2つの数を足し合わせたものになっています。
1+1=2
1+2=3
2+3=5
3+5=8
5+8=13
8+13=21
・・・・・
この数列は自然界に多く存在しています。
例えば、ほとんどの木はフィボナッチ数列によって「枝分かれ」していくようです。
「ひまわりの種の列数」
「花びらの枚数」
「松ぼっくりの鱗(うろこ)模様の列数」
もフィボナッチ数です。
「ひまわりの種」は時計回りに34回、反時計回りに15回並んでいます。
「松ぼっくり」や「ひまわりの種」の並び方はDNA螺旋にもみられるような螺旋形です。
この形状は強度を保つためや効率的に成長するのに合理的で
植物が自然界で生存するために必然的に現れたもので
「生命の曲線」と呼ばれています。
イタリアの物理学者、天文学者、哲学者であるガリレオ・ガリレイの名言
「自然という偉大な書物は、数学という言語で書かれている。」
「宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。
これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。」